犬が迷子になってしまった時の捜索は、時間との戦いでもあります。多くの方に協力をお願いし、居なくなった場所や、思い出の場所などに固執せず、冷静に広い視野で捜索してください。いかに早く、短い距離で保護できるかが、ポイントになります。
逃げた方向が分かるのなら、その方向を探してください。同時に、家族・友人・ご近所に連絡し、逃げた事を伝え、捜索の協力をお願いします。グーちゃん捜索で困った事の一つが、逃げた方向が分からなかった事です。その場合、犬の気持ちになって逃げそうな方向を探すことになります。
家の近くでの迷子なら、ご近所、散歩コースを探して、居なかったら違う場所も探します。いつもの散歩コースなら自力で帰ってくる可能性がありますが、帰ってこない場合は、帰り道が分からない知らない場所を彷徨っている可能性があります。特定の場所に固執しないで、広く探してください。
犬は線で探す、猫は面で探すと言われています。犬は、1日で数十キロも移動をしていた例もあります。
警察と動物愛護管理センター、及び近隣の関係機関の連携はありません。警察に届けたら、自動的に近隣の警察と保健所に連絡が届く行政が、稀にあるかもしれませんが、基本的には全くないと思います。自分で、近隣の警察、動物管理愛護センター(保健所)に連絡をするのが賢明です。
大切な家族である犬であっても、警察ではペットは「モノ」で、迷子で保護されたペットは「拾得物」扱いになります。法律上「モノ」ですが、それにイライラせず、犬の特徴、首輪の有無、居なくなった経緯などを分かりやすく伝えて下さい。
動物愛護管理センター(保健所)での収容期間は短いです(徳島の場合、7日間)。連絡をした後も、似た犬が収容されていないか、ホームページで確認をして下さい。人には間違いがあり、他県での話ですが、性別の確認ミスで、殺処分になった事故も発生しています。
動物病院は事故にあって運び込まれる可能性があります。チラシを作ってからと思わず、早めに連絡をして下さい。
辛い作業になりますが、翌日以降には、清掃局への連絡も必要です。亡くなっていた犬などは、清掃局に回収されてしまいます。清掃局に犬の種類などを記載した細かいデータはありません。箱に入れられて持ち込まれた場合などは、中の確認もせず焼却になる可能性が高いです。回収の有無の確認と、必死に探している旨を伝え、回収があった場合、連絡を貰えるよう頼んでください。
分かりやすい文章で、写真を載せて作成し、あらゆる方面に配ってください。私の経験上、犬を散歩させている方に簡単に事情を説明し手渡すと、気にかけて下さる事が多いです。
動物病院・スーパー・コンビニ・民家の外壁など頼めば貼らせてくれる場所があります。期限や見つかったら回収する旨を伝えて、頼んでください。お金は必要ですが、新聞への折込チラシやポスティングも有効です。
インターネットは見るだけで、パソコンが苦手な場合は、パソコンが得意な家族、知人に頼んでください。ネットの情報は怖いと思う方も多いですが、ネットでの拡散で見つかった例を多々見てきました。チラシ印刷も、ネット経由だと安価で大量印刷が可能です。インターネットは上手に使えば、有効な手段です。
悔やんで泣き暮らしていても、犬が見つかる事はありません。見つけるには行動あるのみです。捜索が長期になった場合、気持ちが折れそうになる事もあると思います。
見つけたら何をしたいですか?見つけたあとの楽しいイメージを膨らませ、諦めずに探し続けてほしいと願っています。私もグーちゃんが見つかるまで諦めません。
グーちゃんは徳島県小松島市金磯町から行方不明になりました。